9月
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石坂金田一『悪魔の手毬唄』のロケ地巡り(1)

2012年5月、そして2013年2月と山梨を訪れ石坂浩二が金田一耕助を演じた『悪魔の手毬唄』のロケ地に横溝オフ会として行ってきました。

ロケ地ハンターとして比較写真を撮って楽しんできました。その様子は以下にまとめられているので御覧ください。

横溝正史オフin 山梨(2012.5.26~27) – Togetter

このまとめを見て山梨に足を運ばれる方もいらっしゃるようです。比較写真がHDDの肥やしになるのも勿体ないので、今更ですがブログにアップしようと思います。

まず場所についてですが個人様のお宅があるので、この場で詳しい位置は言えません。知りたい方は山梨市の横溝正史館を訪れて、管理されている方に聞いてみてください。

現地はこのようになっています。青の矢印は比較写真の撮影方向です。

map

下の道から上へと上がっていくので順番に説明します。

「六道の辻」撮影場所

まず1番の辺りが六道の辻のロケ地。現地を訪れた際は、この辺りが広いので駐車させてもらうと良いと思います。

2012年に初めてこの場所へ行った時、亀の湯の建物目当てでしたが、いざここへ行ってみると、六道の辻など次々とロケ地が見つかって興奮したものです。ちゃんと比較できる映像を持って来ておけば良かったと思い、2013年に再び訪れた時は準備万端で挑みました。

これから載せる画像は上が映像、下が現地で撮った写真になります。

本来は夜のシーンの為、映像は真っ暗ですが画像処理をして明るくしてあります。実は実際撮影されたのは昼間でした。処理した画像を見ると立っている人に影があったり、青空が見えたりしています。

さて、六道の辻全景ですが…

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当時からはかなり整備されていますが、道のカーブはそのままですね。

お地蔵様はセットですが、お地蔵様の後ろの灯籠は現地にあります。

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「仙人峠」撮影場所

続いて坂を登っていった2番の付近が仙人峠のロケをしたところ。現地がかなり変わっているのではっきりとした比較写真は撮れませんでしたが、住民の方のお話ではここのようです。山の稜線がそっくりですよね。

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そして山梨なので当然といえば当然ですが、富士山がくっきり見えます。物語は舞台が岡山なので富士山が隠れる雲天時に撮影したようです。これは驚きました。

「亀の湯」撮影場所

そこからさらに上を目指すと亀の湯のロケ地として使用されたOさん宅が見えてきます。

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こちらは現在もお住まいのお家なので、敷地内で写真を取る際は必ず住民の方の許可を取ってください。こちらのお宅のお母さんに撮影当時のお話を伺うことが出来ました。気さくなお母さんなので、声をお掛けしたら当時の話をお聞かせ願えると思います。

さて、金田一が亀の湯の2階から顔を覗かせるシーンの比較。

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窓はアルミサッシに変わっていますが、ほかはそのままです。当時は手前に藁葺きの家があったそうですが、今は倒されてありません。青い車庫の屋根にトタンを被せて「亀の湯」と書いていたそうです。

「亀の湯」の看板セットは蔵のそばに建てられました。

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そして全景なのですがOさん宅の前にある山に登って撮ってみました。

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六道の辻のロケ現場もそうですが、当時は木が今ほど多くなくスッキリ見下ろせたようですが、今は木が邪魔して見づらいです。夏に行ったときは葉が茂っていて更に見えなかったです。

長くなったので、この続きは「石坂金田一『悪魔の手毬唄』のロケ地巡り(2)」に分けようと思います。

金田一耕助の映像作品のバイブルが出版されました。その名も「金田一耕助映像読本」です。
山梨の手毬唄ロケ地についても載っています。これは絶対読むべき一冊ですよ。

2017.08追記 映画秘宝より市川崑「悪魔の手毬唄」完全資料集成が発売!かなり濃い内容となっているので、横溝・金田一ファンは必携の一冊です!


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